BABEL

とりあえず興味もあったし、見に行く。
チケットをネットで予約するついでに、あらかじめ公式サイトを見てちょっぴり予習しておいた。難しそうなんでね…。


で。見終わった感想。……やっぱり難しい(;_;)
予習をしてなかったご主人様には、もっと分かんなかったみたいで。
とりあえず「バベルの塔を築いた人類が神の怒りをかって言葉を分かたれた話」というのを説明。
だから舞台が日本/モロッコ/メキシコと、言語がまったく違うために理解しづらい場所に設定されてるんだと思うよーってなことを話す。

言葉を分かたれたせいで人間は互いのことを理解できなくなって。でもさらに現代の都市社会では、同じ言葉を持つ人間同士はおろか夫婦や親子の間でも理解できなくなっている。さらにさらに健常者と聾唖者という状況もまた。聾唖者同士でも少しは聞こえる人間とまったく聞こえない人間との差がある現実とか。
それでも耳を澄ませ。人類は本当に理解し合えないはずはないんだ…ということを言いたいの?
ま。菊池凛子は聾唖者にしか見えない、迫真の演技でございました。