就活〜医院でお手伝い

9時においでと言われたので、電車に乗ってお手伝いに行ってきました。
まぁもともとやっていた仕事なので、手順は知ってるし。薬剤の準備とかレセコンの入力とか、いろいろ教えてもらいながら(ほら、医院によってやり方とかも違うしねー)ちゃきちゃきと働きましたよー。
そして見えてくること…。ここの先生はかなりのイラチ(←イラチって分かるかな?!なんか待つのがイヤというか、せっかちというか…)であることが判明。とにかくじっとしてないし、とろい子は嫌いだろうなぁというのがよく分かる。あと退職する子(←この子の穴埋めのために事務員募集らしい)に対してはヒッジョーに厳しい。というかまるで八つ当たりのよう…。そしてけっこう細かい。
ま、だからなんだって話ですがね。そういう人だと分かってれば、それなりに合わせた態度をとればいいだけの話で。
もう1人の事務の子が小声で「こんな先生やけど大丈夫そう…?」って聞いてくれましたよ(笑)苦労してるんかなぁ。


午前中ばたばたとお手伝いしながらも、何度か先生にも手際がいいと褒められ、うまくやってました。
終わってから再度先生とお話をすることに。
「うん。すっごく能力があるのは分かった!」 アリガトウゴザイマス。
「でも主婦でしょ?ほんまはパートとかでええんちゃうん?」 いえいえ。子供もいませんしフルタイムで働きたいです。
「う〜〜ん。でも子供できたら辞めるでしょ?
………。それは……。
ハロワのおっちゃんにも“とりあえず数年は経済的なこともありますし子供は作りません!って言えよー”とアドバイスされてました。それはわたしにとっては嘘ですが、でもこの年齢で主婦ともなると、この質問は絶対に避けては通れないのです。
そりゃあね、雇う側の気持ちを考えれば重要な問題だし。せっかく雇ってもすぐに辞められたら困る!…それは分かります。
頭の中でいろいろ考えました。数年は作らないと言えばいいだけ…。
でも先生にとって、たとえそれが3年後であっても“すぐ”なんです。大企業だったら3年でも長期間だしすぐに代理をたてればすむ。でもそれは小さな医院では「すぐに人が変わる=信頼がなくなる」ということ。その考えが分かっちゃうだけにね。


少し悩んで、この先生に嘘はつかないでおこうと判断しました。
もしここで嘘をついて就職が決まったとしても、やっぱりまだ不妊治療は続けたいし、そのためには職場の協力は不可欠。さらにもし、万が一早くに子供を授かってしまったら先生はちょうど現在退職しようとしてる子に対する態度をわたしにとるだろう…。
嘘をつくメリットが少なすぎる。
正直に話しました。今現在のわたしの状況や、そして子供は100%授かるかどうか分からないことも。
これでよかったのかどうか。
こればっかりは分かりません。